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ドラックストア業界の最先端モデルを展開するスギホールディングスは、調剤薬局売上は他社と比べ業界トップの地位を築いています。

スギホールディングスの調剤薬局の調剤室では健康測定器がずらりと並び、管理栄養士や薬剤師がアドバイスをしてくれ「内臓脂肪がちょっと高いですね。適度な運動をしましょう。サプリメントもとるといいですよ」などと骨密度や血圧、脳年齢などをチェックできる機械がそろっており、また調剤室に設置されている無菌室でマスクをして作業する薬剤師もいます。他にも広い調剤室では薬剤師らが自ら選んだ健康商品の売り場も展開していて、スギ薬局の店舗ではまさに医療機関の場所ではないかと錯覚するほど、最先端の施設が整っているのです。

スギホールディングスは2014年度の調剤売上比率は約19%で業界トップとなっています。スギホールディングスの調剤事業の特徴は24時間対応、在宅医療患者向けの訪問調剤、医療機関との連携との強みを持ち、地域住民と調剤薬局スタッフが接しやすくするための店舗の工夫など様々あります。

杉浦という薬剤師を信頼してほしい、という思いから1976年に杉浦広一会長が薬局1号店を開業してから一貫してこれまで目指していることは、地域のかかりつけ薬局になることで、顧客一人ひとりに接しやすくするため店舗をつくり、顧客の健康状態を把握し気軽に相談しやすい拠点になることを目指して取り組んでいます。創業当時、かかりつけ構想は業界の中でも理解されなかったが、現在では国も手本とする最先端モデルとなっています。
スギホールディングスは中部地域を基盤としてスギ薬局を展開していますが、かかりつけ薬局は大都市でも威力を発揮しています。現在では東京、日本橋三越すぐにあるグループ最小30坪のスギ薬局店舗があります。そこでは近隣に勤めるビジネスパーソンを中心に100位上の医療機関から処方箋が集まり、かかりつけ薬局として展開しています。

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