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皆様は「ライスレディー」と呼ばれている商品開発チームがいることをご存知でしょうか。その名の通り、電気炊飯器のソフト開発に携わるチームの名称です。炊飯器でご飯を炊いて、炊いたご飯を試食する、次は別の炊き方をして、また試食をするという工程を繰り返し行い、よりおいしいごはんが炊けるように日々試行錯誤をしているそうです。

こういったライスレディーが注目される背景として、外国人観光客の存在があります。家電量販店では、連日、外国から来た観光客で賑わっているようで、特に値段が高い炊飯器が売れているそうです。高いものだと9万円もするそうです。日本人はご飯が好きですから、それにあわせて技術も進化してきたのでしょう。外国の人からすると、高くてもおいしいご飯が炊けるのは魅力的なようですね。

そのような背景もあり、新しい特徴をもたせた炊飯器の開発に力を入れているそうです。それはずばり、「かまどを超える炊飯器」です。私も詳しい炊き方は分かりませんが、どうやらかまどで炊くときの原理を利用して、ふっくらした仕上がりにするそうです。

何がすごいかというと、その工程です。このライスレディーは、毎日3合ものご飯を食べているそうです。毎日10~20回はご飯を炊いて、試食をひたすら繰り返すという作業を行っています。新商品を開発するための執念ですかね。純粋に「すごい」の一言です。

私も昔は商品開発の部署に携わったことがありますが、こういった商品開発は1日や2日でできるものではありません。場合によっては1年、2年と時間がかかってしまうこともざらにあります。

このライスレディーの取り組みに企業が取り組むべき姿勢が集約されているように感じました。多様化している消費者のニーズに答えるために多くの炊き方を選べるようにしたり、かまど炊きの原理を応用してみたりと、競争は激しさを増しています。

日本独自の文化で進化してきた「炊飯器」がこれから海外の需要を取り込むためにどのような進化をとげるのか、楽しみです。ライスレディーが、どのような付加価値を生み出してくれるのか注目してみていきたいと思います。

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