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「住みますアジア芸人」・・・・
もしかしたら“世界”で一世を風靡する芸人がこの中から誕生するのかもしれない・・という期待を込められて羽田空港から旅たっだのが吉本興業所属の8組の芸人である。アジア各地で計13名芸人たちが日本におけるエンターテインメントコンテンツを広めるという役割を担うようだ。

住みます芸人というのは、「あなたの街に住みますプロジェクト」という吉本興業が国内の各地域を対象にして始めた企画から誕生した。各都道府県によしもと所属の芸人をそれぞれ配置して、芸人がそこで暮らす。地元の祭りやイベントにも積極的に加わり、地域全体に元気にしようと活動を行ってきた。

特に地方においては、意外にも芸人の需要は高く、地域で開催されるイベントなどに参加する機会が非常に多かったという。配置された地で観光大使を担うる芸人もいるくらいでは、今では地方で不可欠な存在となってしまった芸人もいるとのこと。

そして今では上記の住みます芸人をより世界的にも活動範囲を広げていこうというのが、吉本興業の基本戦略の1つとなっている。「住みますアジア芸人」は台湾やタイ、ベトナムやインドネシアなどに芸人が暮らしながら営業を行い、定期的にライブやその地で開催されるイベントに参加をしつつ、現地の方々に認識をしてもらい、最終的には毎年の大規模なお笑いライブ開催を目指していく。

対象となった芸人には、若手からベテランまでそろっており、ほぼ日本語以外は話せない。そのため言語の学習についてはこれから行っていく。しかしながら3月26日に行われた第7回沖縄国際映画祭のステージでは、各々の芸人が現地での活躍を誓っている。

その一方で吉本興業は、地方活性化のためにも色々な取り組みを行っている。その取り組みの中心となっているのが、よしもと花月である。沼津市には「沼津ラクーンよしもと劇場」、さいたま市には「大宮ラクーンよしもと劇場」、そして沖縄にも「沖縄花月」をオープンさせている。この沖縄花月では、「沖縄おもろおばけ屋敷」という様々なお化けの格好をしたお笑い芸人が登場するアトラクションもあり、長い時では90分待ちの行列ができてしまうほど人気スポットとして好評となっている。この状況を見て「お化け屋敷は言語を問わない。世界展開も可能」と、吉本興業は国外への展開における可能性を感じているという。

吉本興業としては段々とビジネスにおける結果も伴ってきており、各地方への地域展開からよりグローバルな視点での世界展開までを視野に入れ、さらに広範囲に笑いを届けるべく新たな戦略を練っていることであろう。

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