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日本搬送は運輸業を行う企業です。日本搬送だけに限らず日本全国様々な場所に運輸業を営む企業があり、そのおかげで私たちの周りには多くの商品が届けられています。
直接人に届ける宅配があれば、事業所に届けて店に商品を並べそれを消費者が手に取るという間接的な届け方があります。
日本にある企業は様々な場所に工場を設けているため、運輸業を営む企業がなければ流通すらしません。商品が滞りなく流通しているのは運輸業のおかげと言っても過言ではないでしょう。
その運輸業ですが、どのような事業内容を行っているか考えたことがあるでしょうか。
道路でよく見る大型トラックの類はすべて運輸業に使われている車です。商品の内容、形、大きさはそれぞれまったく異なると思いますが、日々道路を走るトラックが商品を流通させています。車での運輸は陸運と呼ばれます。
陸運は陸上運送の略で、近距離の輸送、内陸地への輸送や消費者へ商品を行き渡らせる流通を得意とします。
鉄道輸送では旅客や貨物を行います。軌道を自ら敷き、その軌道上に運搬車両を運行させる事業です。天候による運行停止も比較的少なく、近中距離間の安価な定時輸送が比較的容易です。
トラックなどは貨物自動車事業に当てはまります。トラックやトレーラーを利用した貨物輸送で、今日の運輸業の大半を担っており、一般に“運送会社”という呼称は、この事業を営む企業を指します。日本搬送もそう呼ばれる企業の一つです。
都市部ではバイクによる配達も多く見られます。この事業は貨物列車を持たない鉄道会社を中心に既存企業の資本参加や買収、新規参入などで積極的に参入していた時期があります。
陸運以外だと、飛行機やヘリコプターを使った運輸を空運、船などを使った運輸を海運と呼びます。
空運は空中運送の略称です。輸送コストが大幅にかかる反面、輸送時間を短縮するのに適しています。長距離間の旅客輸送や輸送時間が優先される長距離間の貨物輸送に頻繁に用いられます。
海運は海上輸送の略称です。輸送に時間がかかりますが、非常に多量の積載に耐え得るため輸送コストがあまりかからないという特徴があります。企業間の商業輸送、とりわけ輸出入の大半を占める輸送形態でもあります。
このようにさまざまな運輸の方法があり、私たちの生活はそれらに助けられています。
何気なく手にした商品が実は上記のような運輸で遠くから運ばれてきたものだということは十分考えられます。
日ごろから使う物のひとつひとつに多くの人の手間がかかっているということを意識し、感謝の心を忘れずに生活していきたいですね。

 

ロジスティックスと物流の違い

 

今回は、ロジスティックスと物流の違いについて書きたいと思います。

よく「ロジスティック(定義)」という言葉と、「物流」という言葉が同意義であると思われることがありますが、実際は意味が異なるようです。

その違いを知るために、まず「物流」とは何か、そして「ロジスティックス」とは何かについて見てみる必要があります。

まず、物流についてです。

物流とは、一般の企業活動の中の活動のことで、何か「もの」を生産したり販売したり、保管したりする過程において発生する、「輸送機能」「保管機能」「荷役機能」などのことを指します。他にも「包装」や「情報機能」や「流通加工機能」も含め、トータルで「物流」と呼びます。

次にロジスティックです。

ロジスティックスとは、企業の物流活動において発生する物流の、各分野を統合し、物の流れを一元管理して、全体の最適化をするための考え方のことを指します。

企業の物流活動においては、調達物流、製造物流、販売物流など様々な物流がありますが、これらを一元管理するのがロジティックスとなるわけです。

この物流の一元管理であるロジティックスは、近年、企業戦略においてアウトソーシング化が進んでいるようです。

従来も、輸送や倉庫などの物流アウトソーシングが行われてきましたが、最近ではさらに一歩進んだアウトソーシングが行われているようです。

例えば、注文に応じてピッキングし、出荷する作業のような企業の物流分野の中核部分にも、アウトソーシングするようです。

呼び名だけでなく、物流とロジスティックスは明確に違いがあります。物流業を深く理解するためには、まずこの二つの違いを理解することが必要でしょう。

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