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相撲好きの人なら一度は聞いたことがあると思いますが、元、日本大学出身の遠藤聖大をご存知でしょうか。外国人力士が多くなってきている中で、日本人力士として注目されているのがこの遠藤です。

日本大学の理事長である田中英壽氏も遠藤には期待をしているようで、応援しているというニュースを見たことがあります。なぜ日本大学の理事長が応援するかというと、もちろん母校だからという理由もありますが、それ以上に遠藤の恩師だからです。

この田中英壽理事長も相撲部の出身で、3年生で学生横綱にまでなっている人なのです。初のアマ横綱になっている人物であり、日大相撲部の監督をやっていた経歴をもっています。日本大学の相撲部にとどまらず、国際普及のために積極的に活動しているようで、国際相撲連盟の会長も務めています。

遠藤も2012年に同じくアマ横綱になっており、理事長の指導のもと、着実に成長してきたと言えます。同じ日大で横綱になった輪島に憧れを抱いており、同じく横綱を目指しているようです。おそらく同じ石川県の出身ということもあるのだと思います。その輪島の1年先輩であるのが田中理事長であり、その時代の日大相撲部を作り上げた人物です。

この遠藤という力士について知らない人も多いのではないでしょうか。この遠藤という力士は、小さい頃から相撲教室に通わされていたそうですが、最初は「通わされていた」という感じらしく、実際に相撲が好きになったのは、小学5年生の頃であり、朝青龍の豪快な相撲を見て面白さを感じたそうです。

誰でも失敗はあるものですが、遠藤は小学6年生のときの大会で負けて泣いてしまったことがあり、それを見た相撲連盟の副会長であった上野氏に厳しい言葉をもらってから心に火がついて、真剣に取り組むようになったとのことです。誰でも失敗はあるものですが、小学6年生のときに失敗をして、それを糧にできるような周りからの助言があったことが今の強さに繋がっているのかもしれません。

その後、日本大学に入学して、1年生から団体戦のレギュラーを勝ち取りました。怪我もあり苦しい時期もあったそうですが、個人戦ではアマ横綱をとり、国体横綱にもなり、史上二人目の快挙を成し遂げました。

気になる人は下記のサイトを見てみてください。
http://www.sumo.or.jp/sumo_data/rikishi/profile?id=3464

日本大学の田中理事長も太鼓判を押す遠藤、今後はどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。日本人力士として、ついつい気になってしまう存在ですが、まだ若いだけに怪我には気をつけて、着実に横綱への道を突き進んでもらいたいものですね。

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