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寒くなると、なかなか布団から出たくないですよね・・
そして体調も崩しがちに・・・。

「体調が悪い気がするなぁ…」と自分で感じた時、皆さんは真っ先に何を考えますか?
「無理せず会社を休んじゃえーー!」ですか?
それとも「体にムチ打ってでも出社しなければっ・・つっ・・」でしょうか。

もちろん体調にもよりますよね。
でも、これに両者を二分する心理があるのだそうです。

今日は“労働者の心理“にフォーカスをあてた研究結果を紹介します。

*■本来の能力が発揮できない・・*
* それでも、会社へと向かわせる理由*

もしも、皆さんが病気にかかり、生産効率がグンと下がっているにも関わらず、
動かぬ体に無理を言わせて会社へとやってきて仕事を始めたとします。
出社しても不調のせいで頭や体が思うように動かず、本来のパフォーマンスを出せない状態です。

研究者たちはこれを*「プレゼンティーイズム(疾病就業)」*と称しています。

従業員たちを不調でも会社へと向かわせる、企業内の目に見えない圧力。
そこに研究者らの興味が注がれています。
何故なら、季節性インフルエンザなどの影響で労働力を失う可能性が出る場合、これは決して小さな問題ではないからです。

*■「休めない…」の背景にある責任感と、他人からの目*

疾病就業に対する意識調査の結果、疾病就業は「大事な会議がある」「さぼる訳にはいかない」
など、社会的責任を感じることによる”気持ち”によって起きていることがわかりました。
病に冒されていてもなお、ビジネスマンにとってはどう見られているかが優先事項のようです。

また、そこには厳しい勤務形態や、不安定な雇用保障が少なからず影響を及ぼしており、
従業員たちに「休めない…」といった、暗黙のプレッシャーを植え付けていることも・・。

例えば、欠勤中に自分の案件やリソースを失う恐怖や、休み中に溜まったタスクへのストレスなど。
更には、他人の目を気にして積極的な態度で挑もうと、無理をして出社する場合があります。

しかし、結果は言わずもがな。
「何も機能せずにただの疾病就業となる」とも研究者らは見ているようです。

*■休める人と休めない人 信頼関係がまず大切!*

今回の調査でもうひとつ明らかになった興味深いデータがあります。
体調が悪かろうと、仕事へと向かってしまう人の特徴です。
体調の度合いにもよりますが、私も大抵の場合出社してしまうタイプです。

・金銭的なストレスを抱えている人
・慢性的な持病を抱えている人
・自分の仕事を他人に任せたり、割り振ることができない人

上記のような意識があると、なかなか自分の仕事から離れるという考えには至れないんだそうです。
日本人は特にそういうタイプが多いかもしれません。

しかし仕事に対する積極的な態度をもっている反面、部下や同僚、組織のサポートを得られる良好な関係性が築けていなければ、
結局は自分が休まずにやる他ないと無理をしてしまうことになります。

体調不良のせいで思うように頭が回らないなか仕事をした結果、それが致命的なミスを犯してしまうことにもなり兼ねません。
病気と思った時には、早め早めに自分のタスク整理を始め、誰にどんな作業を任せて療養にあたるかの判断をつけていきましょう!

身体をあたためて、風邪など引かないように気を付けて下さいね🙆

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