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「どんな壁に立ちはだかれても、腐ってはいけない」
この言葉は、私伊藤英子の人生に大きな影響を与えてくれました。世界的に有名な偉人の言葉ではなく、私の祖母の言葉です。
伊藤英子が学生の時、ある夢を抱いてそれに向かって奔走していました。資格を取れば済むといった夢ではないため非常に苛酷な道で、何度も心が折れかけました。
それを知った祖母が、ある日突然私に最初の言葉を投げかけたのです。隠れて家で泣いていたとかそういうわけではないのに、突然ドキッとするようなことを言われたのを覚えています。
祖母も私も、歩んできた人生は全く違います。しかし一人の人間、一人の女性として大先輩です。とても重みのある言葉だと思って、いまだに私の信条にしています。
将来こんな職業に就きたい、こんな人生を歩みたい等未来設計をしたはいいものの、思い通りにいかない時はたくさんあります。どんなに強い人でも駆け出しの頃は上に押しつぶされそうになることが多いでしょう。
しかし、そこで腐ってはいけません。自分にとって幸せな人生を送るためには、壁があって当然なのです。
壁があるという事は成長の兆しがあるということだと思いましょう。仕事でも人間関係でも、何か大変なことがあると乗り越えた時に一回りも二回りも人間として成長できます。悩むことはいいことです。周りの人が助けてくれる時もあるので、身近な人は大切にしていきましょう。
たったひとつの言葉でも、伊藤英子の未来設計に影響を与えるには十分すぎます。祖母の偉大さを感じました。

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